沖縄本島バス・ゆいレールは午前中運休、午後の運行は10時までに判断 海や空の便も欠航多数


この記事を書いた人 Avatar photo 大城 誠二
通勤、通学などで多くの県民が利用する路線バス

 大型で非常に強い台風9号接近に伴い、31日は海や空の便の多くが欠航、バスやモノレールなど公共交通も運休した。9月1日も航空各社や離島航路のほとんどで欠航が決まっており、沖縄都市モノレール(ゆいレール)や路線バスは始発から運休する。

 本島で運行する琉球バス交通、沖縄バス、那覇バス、東陽バスの4社は31日午後3時以降にターミナルや営業所を出発する便から全線を運休した。ゆいレールは那覇空港駅とてだこ浦西駅をそれぞれ午後5時以降に出発する便から運休した。ゆいレールとバス各社は9月1日午前中は始発から全線運休し、午後の運行は午前10時までに判断する。

 航空各社は31日、少なくとも215便を欠航し、約9千人に影響が出た。9月1日は那覇や石垣、宮古空港などを発着する、少なくとも231便の欠航を予定する。沖縄旅客船協会によると、海の便は31日、沖縄本島と離島を結ぶ131便が欠航した。9月1日も117便が欠航予定で、久米島や伊江島、座間味島への便は全便欠航が決まった。