沖縄 新型コロナ80代女性が死亡 8月だけで死者20人に 新たな感染は23人


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 県は31日、新型コロナウイルスに新たに23人が感染し、療養中だった那覇市の80代女性が死亡したと発表した。県内で新型コロナに関連した死亡者は8月だけで20人に上る。人口10万人当たりの直近1週間の新規感染者は15・65人で、31日連続で全国最多となった。

 県の糸数公保健衛生統括監は「冬場の流行に備えて、この経験を生かしてしっかり準備していく」と述べた。
 県によると、死亡した80代女性は9日にPCR検査で陽性を確認した。クラスター(感染者集団)が発生した施設との関係はないという。死因や感染経路などは調査中としている。
 新規感染者は10代から90歳以上の23人で70代以上は6人だった。職業は医療関係者や飲食業、会社員など。23人の新規感染者のうち感染経路が判明していない「調査中」は8人。