バガス知ってる? JTAが機内販売でSDGs 廃棄材料使った「こんぺいとう」


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バガスを使ったこんぺいとうをPRする日本トランスオーシャン航空の川上奈津美さん(左)とRinnovationの富井岳氏=8月28日、那覇空港

 日本トランスオーシャン航空(JTA、青木紀将社長)は1日から11月末までの3カ月間、さとうきびの搾りかすのバガスから作った砂糖菓子「こんぺいとう」の機内販売を始める。Rinnovation(東京都)が商品を開発した。

 Rinnovationは浦添市牧港に店舗があり、通常は廃棄されるバガスを使った服や食品などを販売している。

 バガスは食物繊維を豊富に含んでおり、「こんぺいとう」はパウダー化したバガスに黒糖や紅芋を配合して作った。

 機内販売は、黒糖味、紅芋味の2種類セットで税込み1400円。

 JTAの川上奈津美さんは「バガスの存在から認知を広めて、SDGsの取り組みにつながっていることを知ってほしい。沖縄土産品として定番化できたらうれしい」と話した。