地域の魅力をディアマンテスの歌で発信 特設サイト フラッシュエッヂ・琉球新報社が共同企画


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スマイルリレーおきなわサイトイメージ

 新型コロナウイルスの影響で県内の観光業が大きな影響を受ける中、県内市町村の魅力を発信する地域応援企画「スマイルリレーおきなわ」が1日にスタートした。企画に賛同したディアマンテスのアルベルト城間さんが制作した「歓喜(換気)のうた」を使用し、参加市町村がオリジナル楽曲に乗せて各地の魅力を紹介する取り組み。第1弾として、金武町と沖縄市の動画が特設サイトで公開されている。

 スマイルリレーおきなわは、ウェブ制作のフラッシュエッヂ、琉球新報社が共同で企画し、参加市町村の紹介動画を発信していく。

 新型コロナの感染拡大防止との兼ね合いで積極的に観光誘客ができない現状がある中で、インターネットを通じて各市町村の魅力や街の人の笑顔を全国に発信することで、感染症が落ち着いた頃に訪問してほしいという狙いで企画が持ち上がった。

 ディアマンテスの代表曲「勝利のうた」の替え歌である「歓喜(換気)のうた」は、「TEAM SPOT JUMBLE(チームスポットジャンブル)」の小渡俊彰さんが作詞を担当。新しい生活様式を取り入れ、新型コロナウイルス感染症の収束への願いを込めた。アルベルトさんは「(「勝利のうた」は)ディアマンテスのレパートリーに欠かせない大事なうただが、みんなを励ますために生まれ変わってうれしく思う」とコメントを寄せた。

 第1弾に参加する金武町観光協会の喜久山哲郎事務局長は「タコライスや田芋以外の町のインパクトや面白さを見せたい」とアピール。沖縄市観光物産振興協会の並里義史事務局長補佐は「沖縄市を愛する街の方々に出演いただき、市の明るさ、面白さが伝わる楽しい動画になった」と話した。

 特設サイト内では、2市町の動画のほか、アルベルトさんが歌う「歓喜(換気)のうた」も視聴できる。参加市町村の特産品やオリジナルグッズが抽選で当たる視聴者プレゼントも実施する。

 特設サイトはhttps://smile-relay.okinawa/