台風の対策作業中のけが相次ぐ 沖縄気象台、引き続き警戒呼び掛け


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
台風で一部が倒れたガードレール=1日午後1時19分ごろ、名護市喜瀬

 台風9号が沖縄本島に接近した31、1日、県内では強風にあおられて転倒するなど8人が軽傷を負った。沖縄気象台は2日以降も海を中心に荒天が続くことから、引き続き警戒を呼び掛けている。

 西原町小那覇では80代男性が自宅の窓を修理していたところ、強風にあおられて3メートル下に落下し左肩を脱臼。読谷村瀬名波でも外の様子を見ようと自宅を出た90代男性が風にあおられて転倒し頭などを強打した。南風原町新川では台風対策をしていた70代女性が突風にあおられた傘が目に当たり負傷、救急搬送された。

 中城村や北中城村、沖縄市、浦添市でも40~70代の男女5人が軽傷を負った。