経済

JAおきなわ、移動金融車導入 統廃合後のサービス維持

JAおきなわが導入する移動金融店舗車=3日、那覇市壺川のJA会館

 JAおきなわ(普天間朝重理事長)は、10月に予定している店舗再編によって店舗がなくなる地域で金融サービスを維持するため、移動金融店舗車2台を導入する。3日、那覇市壺川のJA会館で公開した。10月27日から北部と中部地域を巡回し、貯金の入出金などを受け付ける。JAおきなわによると、移動金融店舗車の導入は県内金融機関で初めてという。

 JAおきなわは、信用事業を扱う県内102店舗を統廃合し、2022年3月末までに合計79店舗に再編する。金融店舗車は毎週火曜日から金曜日まで、北部と中部の再編によって店舗がなくなる地域の公民館などを巡回する。
 車は2トントラックの荷台部分にカウンターなどを備えた窓口が設けられ、JAの職員が貯金の出入金や記帳に対応する。窓口担当者と決済をする管理者の職員2人が乗務する。通帳やカードの紛失など事故届け出も受け付ける。発電機を備え、台風などの災害時にも稼働できる。
 比嘉良秀常務理事は「店舗再編地域の組合員や利用者との接点を維持するために導入した。ぜひ利用してほしい」と呼び掛けた。
 導入費用は1台3200万円で、半額を農林中央金庫が助成する。21年度にさらにもう1台を導入することが決まっていて、店舗が再編される南部や宮古も巡回する予定という。
 巡回先での営業時間は場所によって異なるが、1時間半~3時間半。運行スケジュールはJAおきなわのホームページや情報誌などで確認できる。



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