
【東京】若者たちに焦点を当てて、沖縄の基地問題や「辺野古」県民投票を追ったドキュメンタリー映画「私たちが生まれた島~OKINAWA2018~」(都鳥伸也監督)の公開が4日から、東京都のアップリンク渋谷で始まった。当初4月に予定していたが、新型コロナウイルス感染症拡大で延期していた。東京に続き大阪などでも上映される。沖縄は未定。
上映後にはトークショーも行われた。5日は「辺野古」県民投票の会の元山仁士郎元代表と撮影した都鳥拓也さん、都鳥伸也監督がネット経由でリモートトークショーを開いた。
都鳥伸也監督は「分断を起こさないように過ごそうとし、日本の中でも政治や戦争を語ることはなんとなく難しい。それをどう解決していくのか、沖縄の状況が参考になると感じながら撮影した」と振り返った。