「奇跡の木」の花開く 今帰仁・高田農場、マダガスカル原産のモリンガ


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モリンガの花を指し示す高田勝さん=8月上旬、今帰仁村運天の高田農場

 【今帰仁】今帰仁村運天の高田農場で「奇跡の木」と呼ばれるマダガスカル原産の「モリンガ・ドロゥハルディー」の花が8月上旬、開花した。

 沖縄でよく見られるのはインド原産。モリンガ・ドロゥハルディーは、農場主の高田勝さんが30年前にマダガスカル南部で種子を採種して植えたもので、マダガスカルにだけ自生する非常に珍しい品種。

 高田さんはマダガスカルと沖縄の気候環境が似ていて露地に植えると大きくなりやすいと話す。10年ほど前から毎年花が咲き、実も付く。豚熱やコロナで、農場の見学はできない。(喜納高宏通信員)

※注:高田勝さんの「高」は旧字体