イルカのオキゴンドウ、間近で給餌の体験を 本部町の美ら海水族館


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オキゴンドウの父子、父のティダ(右)と息子のサン(C)国営沖縄記念公園(海洋博公園)

 【本部】本部町の沖縄美ら海水族館は、シャチのような見た目のイルカ「オキゴンドウ」父子に餌を与える体験を始めた。同館は国内で唯一、オキゴンドウの繁殖を成功させた。父のティダは体長5メートルで体重900キロ、息子のサンは体長3メートル30センチで体重は340キロと、迫力ある父子の姿を間近で見ることができる。

 ティダと母・ももの間に生まれたサンは今年6月で3歳になった。ももと同じ水槽内で暮らしていたが、離乳の時期となったためティダのもとへ移動した。イルカ担当の池島隼哉さんは「近い距離で体のしくみや特徴を学ぶことができる。年齢制限もないので楽しんでほしい」と語った。

 餌はオキちゃんショップ内で購入でき、1セット500円。1人につき5セットまで購入可能。給餌開始時間は1日4回あり、給餌の際はマスクを着用しなければならない。