【恩納】恩納村立うんな中学の1年生107人が授業で作った手縫いマスクの贈呈式が17日、同校多目的スペースであった。
式の前には恩納村社会福祉協議会の太田千秋さんが講話。生徒たちがお年寄りのためにマスクを作ることで身近にできるボランティア体験を通し、“地域とのつながりによる支え合いの大切さ”について話した。
式ではクラス委員の芳野惟吹さんと伊波璃音さんがマスクと目録を社協の平良幸夫会長に手渡した。マスクの作り方を指導した保護者たちに、生徒たちからの感謝のメモと宜志富清博校長から感謝状が贈られた。全部で323枚のマスクには生徒たちのメッセージと「洗ってから使って」との注意書きに加え、黒糖が一つ同封されていた。
(小山猛三郎通信員)