社会

「やんばるの命の翼に」沖縄本島北部で救急ヘリ再開 2年ぶり、伊江村でセレモニー

救急・救助ヘリの運航再開へ意気込む本島北部地域の首長ら=1日、伊江村の伊江島空港

 【北部】北部広域市町村圏事務組合は1日、北部地域救急・救助ヘリ「やんばるレスキューヘリ」の運航開始セレモニーを伊江村のはにくすにホールで開いた。組合の渡具知武豊理事長(名護市長)や内閣府の宮地毅政策統括官らが出席し、2年ぶりとなる救急ヘリの運航再開を祝った。伊江村の島袋秀幸村長(北部振興会会長)は「北部圏域の命の翼の役割を担い、北部住民に多くの喜びと幸せが訪れることを願っている」とあいさつした。

 2018年までNPO法人メッシュサポート(塚本裕樹理事長)が名護市を拠点に救急ヘリを運用していたが、資金難により撤退した経緯がある。今回は事務組合が事業主体となり、北部振興事業の一環として運航する。委託契約はメッシュと結んだ。

 救急ヘリは伊江島空港を拠点に、恩納村以北の北部地域をカバーする。国頭村北東部(安田・楚洲・奥)を除く半径50キロ圏内は15分以内に到着することができる。専属のスタッフは5人で出動時は医師と看護師も同乗する。年中無休で午前9時から午後5時まで運航する。

 事務組合の渡具知理事長は「県ドクターヘリと相互連携を図ることで、重複要請への対応が可能になる。効率的で質の高い救急医療を提供できる」と話した。



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