秋の全島闘牛、中旬までに判断「着々と準備」試合に向け計量


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秋の全島闘牛大会開催に備え計量する闘牛=3日、うるま市栄野比の中部北環境施設組合(県闘牛組合連合会提供)

 【うるま】県闘牛組合連合会(幸地政和会長)は3日、第113回秋の全島闘牛大会(主催・県闘牛組合連合会、共催・琉球新報社)の開催に向け、うるま市栄野比の中部北環境施設組合で、出場を予定する闘牛の計量をした。大会は石川多目的ドームで11月8日の開催を計画しているが、新型コロナウイルスの感染状況などを考慮した上で、今月中旬までに判断する予定。現在、県やうるま市と調整している。

 この日は軽量級と中量級の計4頭を計量し、いずれもパスした。県内では豚熱(CSF)や新型コロナの影響で、1月以降闘牛大会が開催できない状態が続いている。県闘牛組合連合会の玉城政哉事務局長は「闘牛ファンに早く試合を見せたい。開催は状況を見て判断するが、今は着々と準備を進めている」と語った。

 大会を開催する場合はマスク着用や手指消毒、ソーシャルディスタンスなどで感染予防に努める。