「ハッピーな言葉で楽しい街に」 児童ら「こどものまち宣言」文案を議論 南城市


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 上里 あやめ
「こどものまち宣言」の文言について話し合う参加者=10日、南城市役所

 【南城】南城市は10日、「こどものまち宣言文づくり」の第1回ワークショップを同市役所で開いた。この日は市内の小学6年から高校2年生までの16人が参加し、2021年度に市が行う予定の「こどものまち宣言」の文言を考えた。ワークショップは12月までに3回行い、宣言文の文案をまとめる予定。

 参加者はグループに分かれ、市内の子ども1100人から集めた「好きな言葉」をヒントに短文を作り、発表した。「自分の心に素直に自分らしく生きよう」「本当に苦しいなら逃げたらいいじゃん、人生は楽しんだもん勝ち」などの個性的な言葉が並んだ。短文を市役所などに掲示して市民からのコメントを募り、次回のワークショップに反映させる。

 参加した小山結琉さん(12)=大里南小6年=は「ハッピーになれる言葉を選んだ。南城市が子どもにとって楽しい街になってくれたらいい」と話した。