皿や茶わん、湯飲み…読谷村で「海辺のやちむん市」、25工房が出品、来月まで毎週土日


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やちむんを手に取る来場者ら=17日、読谷村儀間の「星野リゾート バンタカフェ」

 【読谷】星野リゾートが運営する読谷村儀間の「バンタカフェ」で11月末までの毎週土日午前11時~午後4時、直売会「海辺のやちむん市」を開催している。村内の工房が週替わりで出店し、皿や茶わん、湯飲みなどを販売している。晴天となった17日、県内在住者や観光客らが訪れ、にぎわいを見せた。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響でやちむん市の中止が相次ぐ中、沖縄の伝統的な焼き物「やちむん」の魅力を知ってもらおうと企画された。現在約25工房が参加している。

 高台から浜辺へと続く散策路に点在する「海辺のテラス」にも工房が出店。訪れた人々は絶景を眺め、海風を感じながらやちむん市を楽しんでいた。

 購入の際は「Go To トラベル」の地域共通クーポンも利用できる。常秀工房の島袋常秀さんは「これだけのにぎわいは本当にありがたい。Go To トラベルで観光客も増えてきた。この機会に、やちむんの魅力に触れてほしい」と来場を呼び掛けた。