首里城再建「燈」に願い「沖縄を照らして」 那覇でうむいプロジェクト


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夜空に浮かぶランタンと首里城を模したイルミネーションの前で記念撮影をする人たち=28日午後、那覇市のパレットくもじ前イベント広場(喜瀨守昭撮影)

 首里城焼失から1年を迎えるのを前に、オリオンビールなど県内企業が参画する「首里城うむいの燈(あかり)プロジェクト」が28日、始まった。那覇市のパレットくもじ前イベント広場に首里城をかたどったオブジェやランタンが設置され、再建を願う光がともった。11月15日まで、午後6時から翌日午前0時まで点灯する。

 セレモニーには、首里城再建に向けて募金活動に取り組んだ高校生が招かれた。浦添高3年の外間愛夏さん(18)は「また沖縄を明るくともしてくれる存在になってほしい」と期待を込めた。

 プロジェクトでは、LEDランタンを手に那覇市久茂地から首里城までを歩く「うむいの燈ランタンウォーク」(31日、募集終了)などが企画されている。