沖縄県は15日、環境部環境整備課の職員3人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。12、13日にも同課から感染者が出ており、合計で5人目。保健所で確認中とした上で「クラスターの可能性が極めて高い」と発表した。
環境部の松田了部長は「1つの課から多数の感染者が出たことを重く受け止めている」と述べた。県環境政策課によると、6日に環境整備課の職員6人が有志で会食を実施。このうち4人が感染した。県は発令中の「沖縄コロナ警報」で「飲食は5人未満で2時間以内」とし、県民に注意を呼び掛けている。
環境整備課は今後、非常勤を含めた職員22人全員のPCR検査を予定しており「16日から当面の間、同課関連の業務についてご不便をおかけすることが想定される」と述べた。同課では感染が判明した5人以外に、現在2人がPCR検査を受けて結果を待っている。