新型コロナウイルスの影響で業績が悪化した個人事業者らに支払われる持続化給付金を巡り、5月末~10月中旬までに沖縄県消費生活センターに寄せられた持続化給付金の関する相談のうち、無許可で貸金業を営む「ヤミ金業者」などの借金相手から不正受給を持ち掛けられたという事例が4件あることが分かった。消費者生活に詳しい専門家は「手続きが簡略化された給付金の制度を悪用している。立場の弱い人たちの窮状に乗じ、金を巻き上げる貧困ビジネスの側面がみえる」と指摘する。
コロナ給付金を狙う「貧困ビジネス」 ヤミ金業者の誘い、相談4件
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琉球新報社