高校生らに大麻密売、元軍属に懲役4年4月 那覇地裁判決「害悪を拡散させ悪質」


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 2019年に高校生を含む沖縄県内外の20人が大麻取締法違反容疑で摘発された事件で、営利目的で大麻を譲り渡したとして、麻薬特例法違反などの罪に問われた沖縄市の元軍属の男(40)の裁判員裁判で、那覇地裁は1日、懲役4年4月、罰金100万円(求刑懲役5年、罰金100万円)の判決を言い渡した。

 小野裕信裁判長は判決理由で、未成年にも大麻を販売したとして「心身ともに未成熟な者に大麻の害悪を拡散させ、悪質性が高い」と指摘。仕入れ値の約2倍で販売し、579万円の収益を得たとし「営利性が強い」と述べた。