新型コロナウイルスの感染拡大で減収した、個人事業者を支援する持続化給付金を巡る不正受給事件で、那覇地検は4日、給付金100万円を不正に受給したとして、沖縄タイムス元社員の男(45)=那覇市=を詐欺の罪で起訴した。
起訴状によると、牧志被告は7月1日から20日にかけて、自身が個人事業者であると装い、給付金を申請した。事業内容や事業収入を偽り、虚偽内容の確定申告書の控えや売り上げ台帳の画像データを添付した。
同月27日、口座に100万円が振り込まれたという。捜査関係者によると、牧志被告は容疑を全面的に認めているという。