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ウォール・ストリート・ジャーナル厳選記事

英のコロナ変異種、欧州諸国などが入国制限で流入阻止へ 【WSJ厳選記事】


欧州

By Daniel Michaels in Brussels and Jason Douglas in London
2020 年 12 月 21 日 09:37 JST 更新プレビュー




 英国で感染力の強い新型コロナウイルス変異種が見つかり、感染が急拡大していることを受け、欧州諸国などは20日、同国からの入国を禁止した。

 英政府は19日、変異種は従来種よりも感染力が70%高いようだとし、ロンドンとその近郊で感染が急増しているのはそれが原因だと述べた。20日までの1週間に英国内で確認された感染者数は、その前の週から51%増加した。

 英国では新型コロナワクチンが全国に行き渡る前に感染が広がるのを防ごうとしてきたが、変異種の出現によってこうした取り組みは大きく後退し、大規模な制限措置が年明け以降も続くことになりそうだ。

 英国の科学者らによると、変異種がより深刻な感染を引き起こしたり、ワクチンを無効化したりする証拠はまだ見つかっていない。一方、ワクチンをもってしても感染拡大の抑制はさらに難しくなる可能性があると懸念する声もある。

 ドイツ、フランス、スペイン、イタリア、イスラエルは20日、英国からの航空客の入国を禁じた。オランダとベルギーに続く動きで、他の国もクリスマス前の感染拡大を防ごうと同様の対応を検討している。

 米国ではまだこうした対応はとっていない。国務省は今のところ渡航再考勧告にとどめているが、米疾病対策センター(CDC)は英国を訪問しないよう推奨している。




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