新鮮な時事ネタ届けて1周年! お笑いニュースペーBar 「女性活躍」テーマにトーク


この記事を書いた人 Avatar photo 慶田城 七瀬
小波津正光さん(壇上左から2人目)とゲストらが軽妙なトークで盛り上げ、1周年を祝った「お笑いニュースペーBar」=11日、那覇市泉崎の琉球新報社

 お笑い芸人のまーちゃんこと小波津正光さんが、新聞記事をネタに話芸を披露する「新鮮!産地直送 島笑い ちょい呑み処『お笑いニュースペーBar』」(琉球新報社・FECオフィス共催)が開始から1年を迎え、12月11日に那覇市の琉球新報社エントランスで1周年記念公演が開かれた。

 スナック風に演出された舞台で、まーちゃんが「泉崎ねえさん」にふんして登場し、1年を振り返った。「女性活躍」をテーマに、おとなワンサード代表の富田杏理さん、琉球新報社の玉城江梨子記者、仲本文子記者をゲストに招きトークを展開し、60人を超える来場者を楽しませた。

高校生が飛び入り参加し、まーちゃんとの掛け合いを楽しんだ回も=10月28日

  過去1年、即興ならではの出来事もあった。10月28日の回には那覇国際高2年の邊土名泰我(たいが)さんと同高3年の知念幸都(さきと)さん、首里高3年の城間魁生(かいと)さん、首里東高3年の与那嶺翔さんが飛び入り参加した。4人は首里城再建に向けて募金活動を展開したメンバー。マイクを向けられ、首里城再建への願いを語った。まーちゃんは「高校生の生の声が聴けて良かった。君たちが理想とする愛される首里城をつくってほしい」と激励した。

 11月11日のライブには、お笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔さんが飛び入りで参加し、まーちゃんと基地や原発など風刺の効いたネタを披露し、観客の笑いを誘った。

 「ちょい呑み処―」の年内最終公演は23日午後6時半から同会場で開かれる。