旅行者相談センター、空港到着口近くに移転 那覇空港 利用者の負担軽減に


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那覇空港(資料写真)

 玉城デニー知事は25日の会見で、新型コロナウイルス感染防止対策で那覇空港に設置している「旅行者専用相談センター沖縄(TACO)」について、旅行者の問診や検体採取の場所を、国際線ターミナルビル隣の那覇検疫所那覇空港検疫所支所から、国内線ターミナルビル1階のTACO事務所隣の会議室に移したと発表した。

 観光振興課によると、11日に移動した。これまで、発熱が確認された旅行者は検疫支所まで移動する必要があったが、国内線の到着口から近い部屋になったことで旅行者の負担が軽減される。

 また、現在検疫支所内で実施している唾液抗原検査について、国際線が再開されると検疫支所を使うことが難しくなることから、今後は那覇市内の「沖縄臨床検査センター」でPCR検査をする方向で調整を進めているという。