バスケ名将の松島氏が死去 諸見小やコザ中などを全国トップに導く


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松島良和氏

 バスケットボールの指導者としてコザ中や諸見小などを九州や全国のトップクラスに押し上げ、多くのプロ、実業団選手を育てた松島良和氏が27日、沖縄市内の病院で死去した。71歳。病気療養中だった。告別式は31日午後1時から2時、うるま市田場1060の1、フェニックスホール具志川玉泉院で。喪主は妻照代(てるよ)さん。

 外部コーチとして2000年に諸見小男子を全国制覇に導き、01年には全国クラブ選手権で準優勝を果たした女子食楽の指揮を執った。長年指導した母校のコザ中では08年に女子、17年に男子がそれぞれ全中で4強入りを果たした。

 教え子にはBリーグ琉球ゴールデンキングス元主将の与那嶺翼やキングスの並里成、サンロッカーズ渋谷の渡辺竜之佑らがいる。娘の有梨江はWリーグ三菱電機でプレーし、現在も同チームでACを務める。息子の良豪はレバンガ北海道などで活躍し、現在は母校の国士舘大でACを担っている。