新たな年を迎え、県内の商業施設では福袋などを求める買い物客でにぎわった。那覇市久茂地のデパートリウボウでは2日、初商いがあった。例年初商いは午前9時半開店だが、今年は新型コロナウイルス感染症対策で密集を回避するため、30分早めて午前9時に開店した。
行列の先頭は開店8時間前の午前1時すぎに並び始め、開店前には約400人の列ができた。昨年は約5千人が並んだため10分の1以下に減ったが、店内は時間をずらして来店する客でにぎわった。
毎年来ているという糸満市の保育士、砂川さおりさん(44)は「家族で福袋を五つ買った。いつもより人が少ない感じがしたけど、普通に買い物できたので良かった」と笑顔をみせた。