成人式後の飲み会「やめる勇気を」 沖縄県立中部病院の横山医師が呼び掛け 感染リスク「計り知れない」


この記事を書いた人 Avatar photo 慶田城 七瀬

 10日に開催のピークを迎える成人式の前後の宴会自粛について、沖縄県立中部病院感染症内科の横山周平医師が新成人に呼び掛けた。呼び掛けは次の通り。

 1月7日現在、沖縄を含む全国で感染が拡大している。全国各所からの帰省や成人式後の飲み会によって新成人の間で感染が広がり、その後、高齢の家族へ感染させてしまうと、感染者・死亡者ともに急増することが懸念される。本来ならばおめでたいイベントである成人式が、悲劇とならないよう玉城知事の呼び掛けをぜひともご理解いただきたい。

 これまで感染した方の多くから「油断した」と聞く。しかし、地域で流行が拡大している今、自分や、周囲への感染リスクは計り知れない。自分の身、大事な家族、親族の命を守るため、複数人が集まる場面では「今はやめておこう」と勇気を出して、ぜひ声を上げてほしい。県民の悲しむ声をこれ以上聞きたくない。