沖縄地方は9日、昼間も気温が上がらずこの冬一番の寒さとなった。本島最北部の国頭村奥では、最低気温が6.1度、午後3時現在の最高気温も8.5度と10度を下回った。
名護市のネオパークオキナワでは、ワオキツネザルがストーブで暖を取る様子が見られた。このサルはアフリカ・マダガスカル南西部に生息する固有種で、寒さに弱い。ストーブの周りに集まり、中にはストーブを囲む網に抱きついたりするサルもいた。
那覇の最低気温は10.5度、日中の最高気温も12.0度しか上がらず、時折吹く強風のため数値以上に寒さを感じる一日となった。厚手のコートや手袋に身を包んだ人たちが身を縮めるように歩く姿が見られた。
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