県教育庁は14日、2021年度県立高校推薦入試の志願状況を発表した。全日制は推薦枠3868人(前年度比16人減)に3401人(同26人減)が志願し、倍率は0.88倍(前年度同率)だった。定時制は124人(前年度同数)の推薦枠があるが、志願者はいなかった。
(記事末尾に志願状況の表)
全日制と定時制を合わせた推薦枠は3992人(前年度比16人減)で、志願者は計3401人(同26人減)、倍率は0.85倍(同0.01ポイント減)だった。
最も倍率が高いのは球陽理数科で2.79倍だった。次いで向陽普通科2.70倍、那覇国際普通科2.30倍、同国際科2.21倍、普天間普通科2.18倍の順に高かった。
本部、久米島が地元の中学校を対象に実施する連携型入試は定員200人(前年度同数)に89人(同24人減)が志願し、倍率は0.45倍(同0.12ポイント減)だった。
与勝緑が丘中、開邦中、球陽中から、併設するそれぞれの高校へ進学する併設型進学者数は定員160人(前年度同数)に対し145人(同5人減)だった。
推薦の試験は15、18、19日に各校で実施する。結果は22日までに中学校校長を通じて本人に通知する。