社会

沖縄・浦添でダンプカー絡む多重事故 2人死亡、運転手の男性は重体 鉄柱倒れ車が下敷きに

降りしきる雨の中、騒然とする事故現場=11日午後2時46分、浦添市伊祖の国道330号、伊祖トンネル付近

 11日午後1時20分ごろ、浦添市伊祖の国道330号伊祖トンネル付近で、南向け車線を走行していた10トンダンプカーが何らかの原因で中央分離帯を乗り越えて対向車線にはみ出し、門型の鉄柱や車両に衝突するなど、計5台が絡む事故が発生した。衝突で倒れた鉄柱に車両が下敷きになり、乗っていた30代女性と2~3歳とみられる男児の2人が死亡した。ダンプカーの60代男性運転手も意識不明の重体となった。他に3人がけがを負った。


 ダンプカーは中央分離帯を乗り越える前に、乗用車1台と衝突していた。北向け車線を走行していた2台の車両が倒れた鉄柱の下敷きとなったほか、2台の後ろを走行していた車両はダンプカーと衝突した。

 ダンプカーを所有する産業廃棄物収集運搬業者によると、ダンプカーは那覇市の解体現場から出たコンクリート廃材を西原町の工場に運搬していた。事故発生時は西原町の工場から那覇市の解体現場に戻る途中で荷台には何も積まれていなかったという。事故発生の約20分前に西原町の工場に立ち寄った際、男性運転手は体調不良など、変わった様子はなかったという。

 浦添署によると、現場にはダンプカーのブレーキ痕などは残されていなかったという。同署は何らかの原因で男性運転手が運転操作を誤り、車両と衝突し中央分離帯を乗り越えたとみて、事故発生時の詳しい状況を調べている。

 現場は片側2車線の見通しの良い直線道路。事故発生当時は雨が降っていた。事故処理に伴い、現場付近の国道330号は両方向で交通規制が敷かれ、北向け車線で最大2・3キロの渋滞が発生した。

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「尋常じゃないスピードだった」ダンプカー中央分離帯越え車は下敷き、原形なく 浦添の多重事故




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