アスリート育成「受け皿に」エナジックスポーツ高等学院、名護市に開校へ 1期生を募集


社会
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エナジックスポーツ高等学院をPRした大城博成エナジックインターナショナルCEO(前列左から22目)ら=13日、名護市瀬嵩

 【名護】エナジック教育福祉財団は4月、名護市瀬嵩にエナジックスポーツ高等学院(玉城英彦学院長)を開校する。1期生13人を募集している。同グループは県内でゴルフアカデミーや硬式野球部などを創設し、スポーツの普及や選手育成に取り組んできた。

 同学院では野球やゴルフなどの競技でアスリートを育成していくほか、通信制の星槎国際高校(札幌市)と連携し、高卒資格も取得できる。寮を併設するほか、ゴルフアカデミーや硬式野球部が指導を支援する。新型コロナウイルス感染症の収束後は、留学生の受け入れも計画している。授業料減免制度なども準備している。

 13日、関係者が同学院で会見を開き、開校をPRした。財団創設者で、還元水生成機器を手掛けるエナジックインターナショナルの大城博成CEOは「民間として子どもたちの育成をしていきたい。(高校野球などで)県外流出する選手たちの受け皿になりたい」と述べた。

 入学試験は3月13日、実技・作文・面接を行う予定。出願は同12日までだが、定員に満たなければ受け付けを延長する。随時、ウェブ会議システム「ズーム」を使った学校説明会を開く。問い合わせは(電話)0980(45)9022(平日午前9時~午後6時)。