宜野湾市議会3月定例会の総務常任委員会(桃原朗委員長)は5日、市が提出した市男女共同参画推進条例案を全会一致で可決した。前回の条例案に反対した主要与党会派の議員も賛成し、市側と議員が互いに譲歩した形となった。
条例案は26日の最終本会議で採決される予定。前回の「市男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例」案は、主要与党会派から「多様性」などの文言に疑義の声が上がり、昨年6月議会で反対多数で否決された。
現在の条例案に反対する市民が提出した陳情は、昨年の12月定例会に続き再び継続審査にした。