コロナ新たに18人 県「高齢者への感染注意を」


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 県は7日、20代から90代までの18人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。70代以上の高齢者が9人で半数を占めた。県の糸数公保健衛生統括監は高齢者が感染すると、死亡リスクが高くなるとして「仕事で高齢者と接触する人は感染しないように十分注意する必要がある」と対策を呼び掛けた。

 直近1週間平均の感染経路不明の症例は40・5%となっている。糸数統括監は「(県の緊急事態)宣言解除後から1日の感染者が増えている傾向にあると思う」として、感染を抑え込む努力が必要だと述べた。
 新規感染者のうち13人は接触感染で、施設8人、家庭内3人、会食・飲食1人、知人・友人1人。残り5人は調査中。居住地別は那覇市5人、沖縄市4人、豊見城市と中部保健所管内が各3人、宜野湾市とうるま市、南部保健所管内が各1人。年代別では20代2人、30代3人、50代2人、60代2人、70代5人、80代3人、90代1人。
 直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は8・77人で全国4番目。米軍関係の報告はなかった。