【東京】菅義偉首相は16日午後、首相官邸で日米両政府の外交・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会(2プラス2)のために来日したブリンケン米国務長官、オースティン米国防長官の訪問を受け「在日米軍の安定的駐留を確保するためには、地元の理解が不可欠だ」などと述べ、沖縄を含む地元の負担軽減を着実に実施することの重要性を確認した。
菅首相は同日午後6時から35分間、官邸内でブリンケン、オースティン両氏と非公開で意見交換した。
外務省によると、日米安保と防衛協力について話し合った。3氏は、日米同盟の抑止力、対処力を一層強化していくことで一致した。
菅首相は意見交換前の冒頭あいさつで、来月前半に予定されているバイデン大統領との会談について触れ「日米同盟の絆を確認する有意義な会議にしたいと考えている」と意欲を示した。