家飲みに泡盛はいかが?JR品川駅で沖縄県産品の販売会


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販売会に訪れた人に泡盛について説明する泡盛の女王の上地輝さん(右)=12日、東京都のJR品川駅

 【東京】コロナ禍で高まる「家飲み」需要を取り込もうと、JR品川駅構内で泡盛と沖縄県産特産品の販売会(マーケティングガレージ主催)が12日、始まった。沖縄から泡盛の女王も駆け付け、首都圏の人たちに芳醇(ほうじゅん)な香りを楽しめる泡盛の魅力をアピールしていた。販売会は16日まで。

 販売会には、県内47酒造所の泡盛をはじめ、リキュールやウイスキーなどを販売。古酒も数量限定で店頭に並んだ。同時に沖縄そばや島らっきょう、ゆし豆腐の販売も行われた。

 国内有数のターミナル駅である品川駅の1日平均乗車人数は37万人(2019年度)。目的地に向かう乗客たちがしばらくの間、足を止め、多様な泡盛に見入ってたり、販売員から説明を受けたりしていた。泡盛の女王の上地輝(あかり)さん=読谷村出身=は「泡盛の飲み方はさまざまあり、私たちもSNSで発信している。自分なりの泡盛の楽しみ方を見つけてほしい」と語った。

 販売会には県酒造組合、沖縄観光コンベンションビューロー、比嘉酒造、多良川、新里酒造、久米島の久米仙が出展した。