沖縄生まれの「ブルーハワイ」 バタフライピーのシロップ誕生!


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【南城】健康食品製造・販売の仲善(南城市、仲本陽子社長)はこのほど、「バタフライピー(和名・チョウ豆)」を使ったシロップ「オキナワブルーハワイシロップ」を開発した=写真。炭酸水やレモンなどの果汁にシロップを入れると、色鮮やかな紫に着色する。

 南城市の農家が栽培した無農薬のバタフライピーを同社が茶葉にして加工し、市内の障がい者就労支援施設、楽ワーク福祉作業所でシロップを製造している。

 バタフライピーは美容や健康に効果があるとされるマメ科の植物で、青色の花びらが特徴的。酸化すると紫色に変化する。シロップはパッションフルーツ味となっているが、製造段階で酸化を防ぎ、涼しげな青色に保っている。

 仲善の宮城直樹営業部長は「炭酸割りやヨーグルト、泡盛、ジュースなどさまざまな用途で使える。無添加、無着色で南城市産。ぜひ地元の方が手に取ってほしい」とPRした。

 仲善の直営店「くるくまショップ」や南城市地域物産館などで販売している。1本200ミリリットル入り。税込み1058円。