沖縄県内の療養者が最多更新1262人 コロナ新規感染は92人


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 沖縄県は18日、新たに10歳未満から80代までの92人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。累計は1万1489人。入院患者にホテル療養、入院調整中の患者らを加えた「療養者数」は1262人と過去最多を更新した。直近1週間の感染者数は795人と最多規模で推移している。

 日曜日の感染者数としては過去4番目に多かった。今月4日は96人、11日は93人で、県は「それほど減っているわけではない」(糸数公医療技監)とみている。

 居住地別では那覇市26人、南部保健所管内11人、豊見城市9人、糸満市8人、浦添市7人、沖縄市と南城市が各5人など。推定感染経路が判明している39人のうち、家族内が最も多く23人、友人・知人9人、職場4人、飲食2人、その他1人の順に多かった。

 県は19日に対策本部会議を開き、「まん延防止等重点措置」が始まって1週間の感染状況を分析するほか、コロナ患者を受け入れる関係病院長会議も開催予定で、病床確保などについて議論する。米軍関係は日曜のため県への報告がなかった。

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