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アップル、サブスク型ポッドキャスト発表【WSJ厳選記事】


テクノロジー

By Tim Higgins and Anne Steele
2021 年 4 月 21 日 07:11 JST 更新プレビュー


 アップルは20日、ポッドキャストの有料サブスクリプションサービスのほか、ガジェット追跡用の小型無線タグを公開した。

 アップルの今年初の新製品発表イベントとなったこの日は、自社開発のプロセッサーチップをデスクトップパソコン「iMac(アイマック)」にも搭載するなど、複数の端末で最新版が披露された。

 高価格帯のタブレット型端末「iPad Pro(アイパッド・プロ)」にも新チップが搭載され、初代iPadに比べ処理スピードは75倍になる。スクリーンが一段と明るくなるほか、第5世代移動通信システム(5G)にも対応する。

 最新版のiPad Proは4月30日から注文を受けつける。価格は799ドル(約8万6300円)から。画面をより明るくした大型のモデルは1099ドルからとなる。iMacはさまざまな色をとりそろえ、1299ドルから。アップルの新たな「M1」チップ搭載により、従来に比べはるかに薄型のiMacが実現した。

 アップルはポッドキャストのアプリを一新するのに伴い、有料サブスクの選択肢を導入する。

 ティム・クック最高経営責任者(CEO)は新型コロナウイルス感染拡大前から、成長を促し消費者をアップルのエコシステムにさらに密接に取り込むため、デジタルサービス構築へ力を入れており、ポッドキャストのサブスクサービスはそうしたコア戦略を際立たせている。

 この日発表された追跡用デバイス「AirTag(エアタグ)」は米Tile(タイル)の製品に似ている。ユーザーがバッグなど持ち物に取り付け、自分のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」で所在を追跡することができる。

 Tileはエアタグの発売を前に、アップルが自社のサービス利用を困難にしたと苦情を申し立てていた。同社の苦情については昨年、一部で不公平とみなされているハイテク大手の商慣行に関する議会報告に盛り込まれた。アップルは不正行為を否定している。

 タイルのCJ・プロバーCEOは声明で、「公正な競争である限りは、競争を歓迎する」としつつ、「残念ながら、アップルがプラットフォームの優位性を利用して当社製品の競争を不当に制限してきたことは詳細な記録に残されており、われわれは疑いを抱いている」と述べた。

 アップルは23日にエアタグの受注を開始し、30日から納品する予定。1個29ドル、もしくは4個入りで99ドルとなっている。




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