大型連休中も「外出自粛を」 玉城沖縄知事、会食や集団飲酒の回避呼び掛け


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「まん延防止等重点措置」区域に新たに5町を追加指定することなどを説明する玉城デニー知事=28日、県庁(代表撮影)

 大型連休に向け、玉城デニー知事は県民に対し、会食の自粛や時短要請に応じていない飲食店の利用自粛、不要不急の外出自粛などを呼び掛けた。屋外バーベキューでの感染事例も見つかっているとし、会食につながる模合やビーチパーティーの自粛、路上や公園での集団飲酒は避けるよう求めた。

 大型連休中も県外や離島との間で不要不急の往来は自粛するよう要請。必要があって出張する際には、現地での会食は避け、帰沖後も1週間は家族以外との会食を控えるよう求めた。県外からの来訪者とは会食を避けることも要望した。

 通院や生活必需品の買い物、健康維持に必要な運動をする際には、混雑しない場所や時間帯を選ぶよう呼び掛けた。

 このほか、イベントは夜8時までとし、主催者に対し濃厚接触者通知アプリ(RICCA)などを活用した濃厚接触者の追跡対策の徹底を求めた。

 玉城知事は安定した日常生活や経済活動を取り戻すためには「この期間に(県民が)一丸となって集中的に感染対策に取り組み、流行を抑え込むことが必要不可欠だ」と強調した。