沖縄コロナ新規感染240人 療養者は114人増2208人で最多(5月28日朝)


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真=米国立アレルギー感染症研究所提供

 沖縄県は27日、10歳未満から90代の240人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日当たりの感染者数としては過去3番目に多く、直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は99・67人で、国内の過去最多を2日連続で更新した。療養者数は、前日より114人増の2208人で過去最多となった。

 県は那覇市内の民間教育機関と家庭内で計2例のクラスター(感染者集団)を認定。教育機関では今月19~24日、10~50代の生徒4人と職員2人の陽性が判明した。県によると、窓がなく換気が不十分な環境で、クラス内で感染が拡大した可能性がある。

 新規感染者240人のうち、推定感染経路が判明しているのは72人。内訳は家庭内33人、友人知人14人、職場10人、施設内6人、飲食3人、調査中6人。

 居住地別では那覇市が最多の74人、沖縄市33人、浦添市23人など。年代別では30代が最多の51人、20代47人、40代35人、10代31人、50代25人、60代19人、10歳未満16人、70代10人、80代4人、90代2人。

 米軍関係は嘉手納基地とキャンプ・ハンセン各2人、普天間基地とキャンプ・キンザー、「不明」各1人の感染が報告された。

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