辺野古土砂船が塩川沖で座礁 油漏れはなし


この記事を書いた人 Avatar photo 田吹 遥子
本部町の本部港塩川地区(沖縄ドローンプロジェクト提供)

 【本部】26日午後5時10分ごろ、土砂などの運搬船「第八そうほう丸」(499トン)が本部町の本部港塩川地区の沖合で座礁した。名護市辺野古の新基地建設の工事作業を監視する市民らによると、この船は新基地埋め立て用土砂などを運んでいるという。

 118番通報で臨場した名護海上保安署によると、同船は僚船2隻がえい航し、約30分後に離礁した。乗組員5人にけがはなく、油漏れや浸水も確認されていない。同保安署が座礁した原因を調べている。

 第八そうほう丸の船長の男性(73)から「浅瀬に乗り上げた」との通報があった。第八そうほう丸は土砂や石材などの工事用資材を運搬するためのガット船(運搬船)。