【与那国】8月8日投開票の与那国町長選で、同町比川の会社経営、阪口源太氏(44)が出馬する意向を固めた。町長選を巡ってはこれまでに3人が出馬を表明しており、混戦が予想される。
阪口氏は大阪市内の動画配信サービス会社を経営している。福井県出身で、4月末に大阪市内から与那国へ移住した。放送大教養学部卒で、2012年に日本維新の会の「維新政治塾」に1期生として入塾した。
主な政策として、与那国をワーケーションの拠点とすること、国際線を含む格安航空会社(LCC)の与那国直行便の就航などを掲げる。阪口氏は本紙の取材に「与那国のGDPを上げ、住民サービスの向上を目指したい」と語った。
同選挙にはこれまで、町議会議長の前西原武三氏(67)と元議長の糸数健一氏(67)、元町議の池間龍一氏(70)の3氏が出馬の意向を示している。