名護産の苦いアイツが主役! 「暖暮」がゴーヤーラーメンを販売


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 【名護】沖縄県名護市の農産物の消費拡大を図ろうと、県内でラーメン店「暖暮(だんぼ)」を経営するハートコネクション沖縄支社は、1日からゴーヤーを使った特製ラーメンの販売を始めた。3日にはラーメン暖暮名護店で同社や市の関係者らが商品をPR、試食した。

 同市中山区で生産されたゴーヤーを使用。麺の上に薄く切られたゴーヤーが載せられ、スープの中にもゴーヤーの成分が入っている。特製黒酢だれで下味を付けて苦みを少し抑えつつも、風味はしっかり味わえるように工夫されたという。

 試食した中山区の川野圭輔区長代理は「ゴーヤーの苦みと豚骨の味がしっかりマッチしておいしい」と笑顔を見せた。

 税込み880円、1日20食限定で県内の暖暮6店舗で提供している。8月末まで販売予定。

名護市産のゴーヤーを使ったラーメン
特製ラーメンを試食する中山区の川野圭輔さん(左)とハートコネクションラーメン事業部の宮城智さん=3日、名護市東江のラーメン暖暮名護店