FC琉球、松本に惜敗0-1 沖縄SVは長崎と0-2 天皇杯サッカー2回戦


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 琉球は2年前と同じく2回戦敗退となった。MF市丸瑞希がキャプテンマークを付け、タイ出身のシティチョーク・パソなど若手も起用した。同じJ2の松本に及ばず、樋口靖洋監督は「連戦が続く中でフレッシュな選手を入れ替えて使った。集中してトライしたが勝ち切れない悔しさが残った」と話した。

 後半7分に左サイドからのクロスを合わされ失点。残り時間は十分あったが追い付くことはできなかった。

 各チームともレギュラーシーズンを縫っての厳しい大会日程で、控えを含めた総力戦で臨んでいる。樋口監督は「調子を上げている選手が何人かいて、成果を出せていたのとまだまだの部分が見えた。長いリーグ戦を戦う上でチーム全体の底上げにつなげたい」と先を見据える。

 松本とは26日、第20節のホーム戦で再度対戦する。意地を懸けて負けられない勝負となる。


 サッカーの第101回天皇杯全日本選手権(日本サッカー協会、Jリーグ主催、共同通信社、NHK共催)は9日、各地で2回戦が行われ、FC琉球は長野県のサンプロアルウィンで松本山雅FC(J2)と戦い、後半に1失点し0―1で敗れた。沖縄SVはトランスコスモススタジアム長崎でV・ファーレン長崎(J2)と対戦し、前後半に1点ずつを奪われ、0―2で敗れた。

▽2回戦

松本(J2)
 1―0(0―0,1―0)
琉球(J2)
▽得点者【松】村越

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長崎(J2)
 2―0(1―0,1―0)
沖縄SV(沖縄)
▽得点者【長】イバルボ(PK)大竹