名護市長選、渡具知氏が2期目への出馬表明 市議会本会議


この記事を書いた人 Avatar photo 嶋野 雅明
名護市長選への出馬を表明する渡具知武豊市長=15日、名護市議会

 沖縄県名護市の渡具知武豊市長(59)は15日の市議会本会議で、来年2月の任期満了に伴う市長選への出馬を表明した。宮城さゆり市議の一般質問に対して、渡具知市長は「2期目へ向けて挑戦する決意をした。これまで以上に輝く名護市となるよう、持てる力を注ぎたい」と答弁した。

 5月20日には名護市議会の与党議員でつくる「礎之会」から出馬要請を受けた。6月15日の市議会では、課題だった一般廃棄物処理場の整備への取り組みなどについて述べた上で「公約の8割が実現および実現に向けて着手中」とした。「まだ道半ばで、市の飛躍を確実なものとしたい」と力を込めた。

 渡具知氏は1961年、市許田生まれ。第一経済大卒。98年名護市議選に当選し5期務めた。2018年の市長選で初当選した。