沖縄県内各地で土砂崩れ 大雨影響、冠水や停電も


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
大雨の影響で道路まで崩れ落ちた土砂=18日午後1時48分ごろ、南城市大里仲間(喜瀨守昭撮影)

 17日夜から18日未明にかけて、本島南部を中心に雷を伴う非常に激しい雨が降った。各地で土砂崩れや冠水、雷の影響とみられる停電などの被害が相次いだ。

 17日午後10時35分に73ミリを記録した南城市では、市大里仲間の県道86号で土砂崩れが発生、片側1車線をふさいだ。南部土木事務所によると、上下線ともに約80メートルを通行止めにし、迂回(うかい)路を確保するなどして対応した。同事務所よると、20日までに規制解除したいとしている。

 那覇市では17日午後11時6分に61ミリを記録。市繁多川の崖で横約80メートル、縦は推定約30メートルの土砂崩れが起こった。

 西原町池田にある町道池田2号ののり面が崩れ、町は約200メートルにわたって交通規制を実施した。復旧の見通しは立っていないという。