「安心して子どもたち預かれる」 教育関係者ら対象にワクチン接種 中城村


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新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける保育士(右)=25日、中城村伊集のハートライフ病院

 【中城】沖縄県中城村は村立幼稚園や小中学校の教職員、認可・認可外保育園や認定こども園の職員らを対象とした新型コロナウイルスのワクチン接種を始めた。保育や学校関係者の接種を進めることで、児童生徒への感染を防ぐことが狙い。

 村伊集のハートライフ病院で23日、村立学校の教職員ら約180人がワクチンを接種した。夏休み中に2回目の接種を終える。

 認可・認可外保育園や認定こども園の職員は21~30日に1回目のワクチン接種を受ける。25日には保育士ら約50人が同病院で接種を受けた。「もりのなかま保育園 中城屋宜園」に勤める保育士は、接種後に「痛みもなく、スムーズに終わった。これで安心して子どもたちを預かることができる」とほっとした様子だった。

 村内では28日から60~64歳の接種が始まった。7月中には60歳以上の2回接種が完了する予定。7月1日から村商工会に加盟する事業所職員の接種も始まる。