東京五輪の野球で正式競技になった1992年バルセロナ五輪以降で初の金メダルに輝いた日本代表が一夜明けた8日、東京都内で記者会見し、石垣市出身の平良海馬投手(21)=八重山商工高出、西武=が「大会関係者の皆様ありがとうございました。このチームで戦えたことを誇りに思います」と喜びを語った。
今夏で代表監督を退任する稲葉篤紀監督は「素晴らしい選手と野球がやれたことは幸せ。ベテランと若手が融合し、最高のチームがつくれた」と晴れやかな表情で話した。
打線を引っ張った山田哲人内野手(ヤクルト)は「チームの勝利に貢献できるプレーができて良かった」と喜び、献身的な姿勢で雰囲気づくりに一役買った田中将大投手(楽天)は「選手、コーチ、スタッフの方が結束したからこその結果」と言葉に実感を込めた。
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