米軍属事件に抗議決議 沖縄県議会が全会一致で可決


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 沖縄県議会臨時会の本会議が19日に開かれ、総額67億3668万円の2021年度一般会計第12次補正予算案と、米軍属の男が強制性交等未遂の容疑で逮捕された事件についての抗議決議・意見書案をいずれも全会一致で可決した。補正予算には緊急事態宣言の延長期間(8月23~31日)の休業要請などに応じた事業者への協力金などを計上している。

 抗議決議・意見書では事件の被害者への謝罪や完全な補償、軍属の夜間外出規制などを求めている。米軍基地関係特別委員会のメンバーが今後、県内の関係機関を訪問し、決議・意見書を手交する予定。