国頭産のハーブ、マンジェリコンで商品開発 美容健康食品のアットモア


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「国頭村産マンジェリコン」の魅力をPRする加藤かおり社長(右端)ら関係者=3日、那覇市の県立博物館・美術館

 エステサロンの経営や美容健康食品の企画を手掛けるアットモア(那覇市、加藤かおり社長)は3日、那覇市の県立博物館・美術館で会見を開き、健康食品の新商材として「国頭村産マンジェリコン」の魅力と可能性をPRした。

 マンジェリコンは南米原産のシソ科のハーブで沖縄にも自生する。加藤社長は、独自調査でも美容健康に効果的な結果が得られたと説明し、「沖縄にある素晴らしい素材を広く知ってもらいたい」と述べた。

 アットモアはこれまでにカプセルや青汁などマンジェリコンを使った四つの商品を開発した。商品開発と販路拡大を強化するため、原料生産する農業生産法人アドバンス・ファーム、加工の沖縄ウコン堂、広報のプロアライアンスと共に「持続可能な沖縄美らサプリプロジェクト(仮称)」の立ち上げを予定する。

 アットモア経営戦略担当の真鍋松也取締役は「カリウムやミネラルが豊富で『奇跡のハーブ』とも言われている。研究が進めば、健康維持やアンチエイジングのさらなる有効性が確認されるはずだ」と語った。