育児と仕事「孤育て」から卒業を…西原に託児付きコワーキングカフェ 支援募る


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託児付きコワーキングカフェ「ソイラボ+YUIEN」の実現を目指す(左から)知念華子さん、知念奈々さん、瑞慶覧麻沙美さん=西原町池田のCAFEソイラボ(提供)

 【西原】子育てに特化した情報を発信する合同会社pananuma(パナヌマ)が運営する「沖縄ママコミュニティmamamone(ママモネ)」は、託児付きコワーキングカフェ「ソイラボ+YUIEN(ユイエン)」を始める。西原町池田のCAFEソイラボ内のオープンスペースで母親らが子どもと同じ場所で安心して仕事に打ち込め、働きやすい環境を整える。店内には専門スタッフが対応する託児スペースを設ける。知念奈々代表は「ママたちと地域社会や企業のハブ拠点になる託児付きコワーキングカフェをつくりたい」と思いを語る。

 合同会社パナヌマは、子育て中に孤独を経験した共通の思いを持つ県外出身で沖縄の人と結婚した知念奈々さん(36)、知念華子さん(32)、瑞慶覧麻沙美さん(36)の3人が立ち上げた。ママモネは、「子育ても仕事も一人で頑張らない」を合言葉に、「孤育て」の卒業を目指している。

 店舗のリフォーム費用などの支援金を今月22日までクラウドファンディングで募っている。READYFOR(レディーフォー)のサイトから「ママと地域企業を結ぶ託児付きコワーキングカフェを作る」で検索。
 (中川廣江通信員)