沖縄地区税関は16日、8月の管内貿易概況(速報)を発表した。輸出総額は対前年同月比23.3%減の17億2千万円、輸入総額は同89.3%増の233億8千万円で、差引額は216億6千万円の輸入超過となった。
輸入は、原粗油が同2.6倍の151億600万円と大幅に増加した。輸入数量は同0.6%増とほぼ前年同月と同じだったが、原油価格の高騰を反映して金額が上昇した。石炭も同3.5倍の20億3500万円となった。
輸出は、一般機械が同76.8%減の3億3400万円と減少した。前年にあった台湾向けの半導体製造装置の輸出が今年はなかったため、反動減となった。